古代オリエント系の地名

 日本には、多くの古代からの地名が残っている。その中には、古代のシュメール語、エジプト語、インド語、中国語、朝鮮語と関連した地名があり、そこには、そうした国々の種族が住んでいたのではないかと思われている。

武蔵国
 
 むさしの国のムは鳥、語源はムシェンというシュメール語、サシは「城塞」、万葉集でも「鳥があずま」といって、特に関東を「鳥が啼く」という枕詞を冠したことは、 そこに「鳥」をトーテム(象徴)とした古代オリエント(シュメール)から渡来した種族の一派が住んでいたから、関東をさす枕詞にもなったのである。

エゾ
 
 エン・リル(シュメールのアン最高神に次ぐ神)が日本のエゾに転訛した。シュメール語で人は「ル」それがインド東南アジアを経て、「ドウーヂューチユ」と訛った。 北樺太のエン・ジュと呼ばれるアイヌ部族は、つまりはエン人、実はエン・リル(エン氏族)であった。
 日本のエゾというのは、北樺太のエン・ジュの約音、転訛で、実はシュメールのエン・リル神を信奉しんぽうし、シュメール語を話した集団であった。

千軒岳
 
 福島県西白河郡表郷おもてごう村の地名に、金堀、金山、黄金川、犬神鉱山、千軒岳せんけんだけがある。この辺りが古代の採金地であった。
 千軒岳のセン・ケンは(山・黄金)
  ウル・シュメール語で・・・フル・サグ・グシュキン
  セム語で・・・フル・シヤン・キン
 の上略音であるシヤン・キンから・・・セン・ケンと訛ったもの。

 
 さいうち、竹の内、清水内、岡の内、蟹内かにうち段河内だんかわち俵内たわらうち等の「ウチ」は、ウル・シュメール語の家族、親族、氏族(親族の集団)の意味で、 ウッキンまたは、ウンキン、ウンキナから訛ったもので、古代日本語の「氏族うち」である。
 更にうぢは「ウチ」の濁音化。

その他の地名
 
◎目黒・・祖音はムクル、シュメール語で「クル」が音韻転訛してメグロになったもの。
 
◎恵比寿・・シュメール語で「漁民ドウアビス」ウァビシュ、ユァビシ、エビシ、エビスと転訛したもの。
 
◎千葉・・千は神霊、場をバと読むのはシュメール音で神霊の宿る土地という意味。
 
◎茨城・・現在はイバラギ、平安時代はムバラキ、鳥神、牛神の城。
 
◎宇都宮・・ウツはシュメール語の太陽であり、太陽の宮。

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