著名な忍者

忍者屋敷伊賀上野城
伊賀上野の郊外に沢村家がある。回りを石垣でおおい外敵を防いだのだろうか。忍者の屋敷は普通の民家と外見は変わらないが、内部にはからくり・・・・が仕掛けてあって、忍者の生活の特異性を知ることができる。 歴史の流れを見下ろした城郭は昔と変わらない。
(昭和10年 復興天守閣)

飛び加藤
 
 飛び加藤の話は、「甲越軍紀」「近江輿地志略おうみよちしりゃく」及び「明全記みょうぜんき」に出ている。大和国葛城かつらぎ山の麓、当麻たいま村に生まれた。 山伏となり金剛山で五年間修行し、七年間葛城にこもり、大峰おおみね弥山みせん仏生ヶ岳ぶっしょうがたけ、釈迦岳、大日岳、涅槃岳、仏経ヶ岳ぶっきょうがたけ、孔雀岳を経ること十五年、経をみ、観を行じ、ついに人霊を脱し再び俗界にもどった、と称している。
 彼の術は今の魔術、奇術に類するものが記録されている。例えば、宿の女を瓶子へいじ(とっくり)の中に閉じ込めたり、夕顔の種を衆目監視の中で芽を出し、つるを伸ばし花を開かせた。また、女の首を剃刀かみそりで切り落としたように見せたりした。
 上杉謙信は、家臣から飛び加藤のことを聞いて興味をもった。元来、謙信は超人話が好きであった。二十三歳の時、遁世とんせいの意志もないのに僧服を着て法体に改めた。

風魔小太郎
 
 関東では乱破らんぱといい、甲州から西では透破とうはといったが、

服部半蔵
 
 服部半蔵の父保長は、将軍足利義晴に仕えていたが、

百地三太夫
 
 伝承に依ると、

藤林長門
 
 百地三太夫と係わりのある忍者として、藤林長門ふじばやしながとがいる。

伊勢三郎義盛
 
 名乗りだけ聞くと、伊勢の人のようだが、

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